2011年 09月 24日
違う方面行きの車両の連なりを走行しながら分離するのか(実に不思議だ!)、ボルドーまでは一度も停車することなく、(その後、DAXダックスに停まっただけで)パリから5時間かかって15時過ぎにバイヨンヌに到着。 南下しただけあってバイヨンヌはずいぶん暖く、歩き回っていると汗だくに。近郊の村へ行くバスの出発地を訊ねに観光案内へ赴くも、「列車もバスも有りません。車かスクールバス以外は」とのご案内。「スクールバス、要らんやろ」と、突っ込みたくも綺麗なお姉さんに「有難う、さようなら」とだけ告げてそこを後にし、どっと流れる顔の汗を、日本から持って来たオシボリでゴシゴシ拭きながら次はホテル探し。これまでの旅では有り得なかったガイドブックに載っているホテルにさっさと決め、先ずは一風呂ならぬ、一シャワー。 フロントで改めて訊いたら「その村へのバスね、案内所が言うなら無いね。きっと夏場だけ、8月末までで終わったんだろうね」。そのホテルは、ガイドブックに書いてある通り、あくまでも親切。「地球の歩き方」、万歳! 昨晩のシュークルートの二の舞いを踏まぬよう、朝食以来何も食べずに、更に、レストラン探して歩き続けて1時間。同じ通りを何度も巡って目は回り、腹が減るより足が疲れてもう限界。観光客相手の大衆店ばかりで、美食系は2軒あったものの中はガラガラ。ガラガラの美食系じゃぁ落ち着かんと基準改め、大衆店へ。良いの良いの、ヴァカンスなんだから。 頼んだ料理は魚のスープとピペラード。なんせ過度の腹ペコで臨んだ晩ご飯。「空腹は最良のソースなり」の諺は正しく、何を食べても美味しくしか感じられない。あぁ、なんと云う幸福。 絶食の甲斐あって全て完食。ランド地方のワインとチーズもしっかり腹に収め、満腹になって宿へ戻るも文字通りバッタッンキュー。夜中に目覚めてこれやり出して早数時間。一体、何やってんだろうと思うものの....短かいヴァカンス眠ってなんか居られない?
by eurobar
| 2011-09-24 12:28
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